(F) 選手をサポートする側のモチベーションを保つ
東日本大震災後、残念なことに何人かの選手がリンクを去って行きました。
理由は、いろいろあるとは思いますが、まずは身近に練習環境がなくなってしまい選手自身の
気持ちがスケートから離れてしまったこと、それから彼らを支える保護者のモチベーションが
保てなくなってしまったことにもあるのではないかと思います。
ある方はフルタイムの勤務を終えてから、またある方は選手の兄弟姉妹を他のご家族に託して、
高速道路を往復100余Kmもの距離をひた走り、帰り着くのは夜中の2時を廻ります。
リンクの再開の目途も立たない中、我が子を奮い立たせ、日々の生活リズムを崩さずに、
練習出来る場所を求めて東奔西走するのは、精神的、体力的、経済的にも、並大抵のことでは
ありません。
そこで、その背景に違いはあるものの、同じ母親として陰となり日向となり、1人のスケーターを
支えて来られた荒川佐知さまに、選手の一番のサポーター役を担って来た、そのその体験などを
伺えたらと、お願いしたところ、ご快諾頂き、2011年8月20日(土)笠松運動公園の一室に、
わざわざ足を運んで頂けたのでした。
美味しいお茶とケーキを頂きながら伺うそのお話には、感動させられたり、励まされたり、
勇気付けられたりで、囲む会への参加者の皆さんの胸の中に、それぞれ何かが灯った様でした。
荒川佐知さま、本当にありがとうございました。
そのご縁もあってか、その後茨城の窮地を救うべく義援金をお届け下さるお話へと続くのでした(^-^)
Posted by 茨城県スケート連盟 at 2012年03月14日 17:47│あれこれ(フィギュア)