(F) その時を信じて
東日本大震災後、スケートリンクは使えなくなりました。
でも最初は、少しだけ早めにシーズンオフがやって来た、そんな感覚だったと思います。
茨城では、リンクが2つもあるものの、毎年4月過ぎると、どちらも秋までは利用不可となるからです。
ところが、辺りの被害の状況が明らかになり、年度内の復旧はおろか、来年度も滑れそうに
ないかもしれない、と知り皆一同に落胆の色を隠せませんでした。
連盟でも署名活動の音頭をとったり、シーズンオフ中にも、フィギュア部全体での練習を行うなどして
何とか選手たちのスケートへの気持ちを薄れさせまいと努力して参りました。
そんなある日、日ス連会長が選手たちを激励に来て下さるとの一報が入りました。
8月19日(金)その日は来ました。
会長の大病を患いながらも、夏冬の五輪に数回も出場を果たしているというお話を伺い
練習環境の整わない状況にも挫けることなく、スケートリンクの利用が可能になるであろう
その時を信じて行かなければと、皆が思ったひと時でした。
ありがとうございました。
Posted by 茨城県スケート連盟 at 2012年03月14日 15:57│あれこれ(フィギュア)